電動自転車におすすめのサイコン(サイクルコンピューター)とは

サイコン 電動自転車

サイクルコンピュータ(通称:サイコン)をはじめて付けるという初心者向けに、サイコンとはどういうものかの解説と、なかなか出回っていない電動自転車に取り付けることができるサイコンを紹介したいと思います。

サイコンとは

サイクルコンピューター(通称:サイコン)とは、自転車に取り付け、速度、走行距離などを計る装置です。
最近は、多機能のものが増えてきており、ただ速度や走行距離を計るだけでなく、走行時間、心拍数、消費カロリーなどが測定できるものも人気が出てきている。

サイコンの種類

サイコンには、主に無線タイプ(ワイヤレス式)と、有線タイプがあります。
主流は、無線タイプで、売っているほとんどが無線タイプになっています。
無線タイプの方が、取り付けも簡単で、線がないのでスッキリしているので人気です。
一方、有線タイプは、電波障害などの不具合が生じにくく、安定感があります。

電動自転車にサイコンは取り付けできるのか!?

電動アシスト自転車には、モーター駆動用のインバータが搭載されているので、電波の干渉が起きやすい環境にあります。 そのため、無線タイプのサイコンを使用していると、うまくいかないケースも出てきます。 取り付けた時はうまくいっても、たまに誤作動を起こすこともあるので、無線タイプは使用が難しいです。 電動自転車で使用可能か確認の上、購入が必要です。
電動アシスト自転車にサイコンを取り付けしたい場合は、有線タイプをおすすめします。

サイコンのおすすめメーカー

ガーミン(GARMIN)

アメリカに本社があるGPS関連機器メーカーです。
30年前に航空機の最先端GPSナビゲーションが高性能で信頼を勝ち取り、その後は、船、自動車のGPSナビゲーションの製品も出し、ついには自転車のサイコンでも人気商品を打ち出すようになりました。
今では、アウトドアやフィットネスの世界では、トップメーカーに君臨しています。
高級なサイコンを多く扱っているメーカーですので、高性能のサイコンを探している場合は、ガーミンがおすすめです。

キャットアイ(CAT EYE)

サイコンをはじめ、自転車のライトなど、自転車の付属品を製造販売しているメーカーです。
比較的、安価なサイコンを扱っているので、キャットアイは、サイコン初心者には良いメーカーだと思います。

サイコンの知っておくべき機能

防水機能

自転車に取りつけるサイコンは、雨が降った時には、無防備になります。
防水機能がついていないのは、けっこう致命的なので、防水機能があるものを選びましょう。

速度計測機能

自分が走っている自転車の速度をリアルタイムに表示する機能です。
さらに、高機能のサイコンになると、走行後に、平均速度や最高速度なんかも分かるものがあり、自分の自転車の走りを分析できて楽しいです。

ケイデンス計測機能

ケイデンス機能とは、ペダルの回転数を計測する機能のことです。
この機能を必要とする人は、かなり上級者だと思いますが、これが分かれば、自分の走りをより理解できるようになります。

消費カロリー計測機能

健康意識の強い人であれば、この消費カロリー表示が、ツーリングのモチベーションアップになります。 

GPS機能

自分の今いる場所が分かる機能です。
はじめての場所に行くときには、威力を発揮します。

ナビゲーション機能

目的地設定をしておけば、その場所にナビゲーションしてくれる機能です。
カーナビでおなじみですが、その自転車バージョンです。

スマホとの連携機能

スマートウォッチと同じようなことができます。
たとえば、スマホにかかってきた電話を、サイコンに表示させたりも可能になります。

電動自転車向けの有線サイコン おすすめ商品

CC-VL820(キャットアイ製)

3000円以下というお手頃の値段で買えるサイコンなので、サイコン入門機として最適です。
有線なので、電動サイクル自転車に対応しています。
防水機能があり、速度(走行速度・平均・最高)、距離(走行距離・積算)、時間(走行時間)、時刻(12・24時間/選択可能)、消費カロリー(速度からの計算値)、CO2削減量を測定できます。

Amazon 楽天市場

他にも、有線のサイコンはありますが、おすすめしたいのは、この製品のみです。