電動自転車バッテリーの盗難防止はパナソニックU型ロックがおすすめ

バッテリー盗難の対策 電動自転車

最近、電動アシスト自転車のバッテリーの盗難が相次いでいるという。 なぜバッテリーの盗難事件が増えているのか、その背景と盗難防止対策について紹介します。

どれぐらいバッテリーの盗難が増えているのか?

東京都内において、警視庁が認知したバッテリー盗難事件の件数推移です。
実際、警察に届け出をする人は限られると思うので、実際の件数はもっと多いと思いますが、令和3年は314件と急増しています。

どのような場所でバッテリー盗難事故が起きているのか?

このデータを見て分かる通り、「鍵を付けっ放し」にしたまま駐輪していたところ被害にあった事例が特に多いです。
その場所は、意外にも自宅の駐輪場であることが最も多いようです。

なぜバッテリーの盗難が増えているのか?

メルカリやヤフオクといったフリマアプリで、電動アシスト自転車のバッテリーは、1万円ぐらいで売れるので、そのような転売目的での盗難が増えていると言われています。
実際、自転車そのものを盗むのは、かなりエネルギーが必要ですが、バッテリーであれば、持ち運びも簡単なので、一度にたくさん盗むことが可能です。

自転車本体は10年ぐらい大丈夫ですが、バッテリーは消耗品で、5~6年もすれば、バッテリーが使えなくなってくるため、1度はバッテリーの買い替えをすることになります。
新品で買うと5万近くするため、安く済ませたかったら、メルカリやヤフオクから探す人も多いと思います。

電動自転車のバッテリー盗難防止対策

(1)自転車の鍵を毎回かける

自転車の鍵と、バッテリーの鍵は、基本的には同じです。
つまり、自転車の鍵がささったままだと、バッテリー盗難されやすくなります。
たとえば、自宅の車庫に止めてあるから安心とか、スーパーの駐輪場で買い物の間だけとか、ちょっとした油断で、電動自転車に鍵をかけずにしておくことが、バッテリー盗難につながっています。

(2)バッテリーと自転車本体をつなぐロックをかける

バッテリーと電動自転車本体とをつなぐように鍵をかけるのがおすすめです。
一番おすすめなのがパナソニックのミニU字ロックです。

(3)自宅では、バッテリーを外して建物内に保管する

面倒なので、継続できるかどうかは本人次第ですが、バッテリー盗難が自宅に多いということなので、自宅にいる間は、毎回自転車からバッテリーを取り外し、家の中で保管するというのも盗難防止に有効です。

(4)自転車カバーをかける

自宅に電動自転車を置いている場合のみの対策ですが、自転車全体にカバーをかけてしまえば、そのカバーを外してまで盗難するのは、犯人としては目立つのでやりたがらないでしょう。

(5)管理人が常駐している駐輪場を選ぶ

東京、神奈川、大阪などの都会限定の対策になるかもしれませんが、管理人が常駐していて、目が行き届いている駐輪場になるべく停めるのが、バッテリー盗難対策になります。