田辺市のJR紀伊田辺駅から徒歩圏内に、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されている闘鶏神社があります。
世界遺産になったことで、観光客も増えてきました。
そんな闘鶏神社の見どころや、お宮参り、ご利益、駐車場(アクセス)などの情報をご紹介します。
必勝祈願(勝負の神様)
闘鶏神社という名前の由来は、平家物語壇ノ浦合戦の鶏合せの故事に由来しています。
源氏と平氏の双方より熊野水軍の援軍を要請された武蔵坊弁慶の父である湛増(たんぞう)が、どちらに味方をするべきか神様に確認するため、神社本殿の前で赤を平氏、白を源氏に見立てた紅白7羽の鶏を闘わせました。
結果は、白(源氏)の鶏が勝利したため、源氏に加勢することを決め、熊野水軍200隻を、源氏の援軍として出陣させ、源氏が勝つことになりました。
このことは、「平家物語」巻第十一の「鶏合壇浦合戦」に記載されています。
このことから、闘鶏神社は、勝負の神様として知られるようになり、必勝祈願としてご利益があるとして、勝負事を控えた人が多く訪れるようになりました。
闘鶏神社でお宮参り
お宮参りとは、赤ちゃんが生まれて、その土地の氏神様に健やかな成長を願う儀式です。
できれば、家の近くにある神社に、お宮参りに行くと良いでしょう。
お宮参りは、いつするのが良いかというと、男の子は生後31~32日目、女の子は生後32~33日目にするのが昔からの風習です。
しかし、最近は、生後1ヶ月前後で行うお祝い事として定着しており、細かい日付は重要ではないとされています。
でも実態は違います。
ある実際に行われたアンケートによりますと、お宮参りに行った日は、生まれて1ヶ月よりも、3ヶ月ぐらいの方が、圧倒的に多いというデータがあります。
生まれて1ヶ月で外に連れ出す不安や、寒すぎるとか暑すぎるなどの季節の事情など、さまざまです。
闘鶏神社でのお宮参りでのご祈祷は、通常時は予約不要ですが、この記事を書いている2021年8月現在は、コロナの影響からか予約が必要となっているようです。
念のため、事前に電話で確認しておいた方が良いかもしれません。
闘鶏神社は、おみくじがいっぱい
闘鶏神社には、おみくじが、すごいたくさんあります。
私は、こんなにたくさんおみくじがある神社を見たことがありません。
そのため、子連れやデートでも、おみくじという楽しみがあります。
うちの子供は、100円の子供みくじに挑戦。
つづいて、200円の子供用のおみくじで、立体消しゴムが入ったものに挑戦。
子供心をくすぐる仕掛けですね。
どうやら、「かめ」が出てきたようです。
かめは健康運とかかれていました。
漢字蒔絵シール入りのおみくじです。
外国人観光客に人気がありそうです。
こちらは、 蒔絵シール入りのおみくじ と、金勝みくじ。
幸福おみくじと、七福神おみくじです。
血液型おみくじに、1年安鯛みくじ、生まれ月による月みくじ。
年令で引く箱がかわる世代みくじ。
健康おみくじ、幸せみくじ、徳川武将みくじ
闘鶏神社の駐車場
闘鶏神社の駐車場は、「鬪鶏神社 一の鳥居」のすぐそばにあり、約100台停められるため、通常時は満車になる心配はありません。
駐車料金は、1時間100円です。
闘鶏神社の基本情報
住所 | 和歌山県田辺市東陽1-1 |
電話番号 | 0739-22-0155 |
公式サイト 公式サイトなし
参考サイト 田辺市観光協会ホームページ
参考サイト 和歌山県神社庁ホームページ