【アイデア】ホテル旅館を人気にする方法|廃業する前に見てみて

ホテル旅館を人気にするアイデア ビジネス

近年、急速に増えているホテルや旅館の廃業、倒産が気になります。
一方、平日でさえも予約がなかなか取れないような人気のホテルや旅館は存在します。
廃業に追い込まれるホテルや旅館と、なかなか予約が取れない人気のホテルや旅館は、どのような差があるのでしょうか?
旅行好きで、いろいろなホテルや旅館に宿泊してきた経験で、お客さんが来ない苦しい経営に陥っているホテルや旅館向けに、素人なりのアイデアを提供します。
ホテル、旅館が倒産する前に、廃業する前に、一度見てみて再起するアイデアはないか確認してみてください。

人気がないホテル・旅館の特徴

まずは、現状の問題点を探すために、私が考える人気がないホテル・旅館の特徴を考察したいと思います。
いくつか当てはまるようでしたら、その内容について、改善が必要かもしれませんよ。

(1)ホームページに情報が少ない

ホームページを見ても、どんな部屋なのか、どんなお風呂なのか、どんな料理が出てくるのか、駐車場があるのか、いまいちよく分からないことがあります。
逆に、これらの情報が公式ホームページに丁寧に掲載されていると、安心できます。
予約をする人の心情は、一緒に行く友達や家族が喜ぶ顔を見たいと思って、イメージの湧かない宿に予約するのは怖いものです。
宿の情報は、出来る限り詳しく公式ホームページに掲載しましょう。

(2)宿に特徴がない

人気のある宿には、必ず 特徴となるおすすめポイントがあります。
たとえば、お風呂自慢だったら、「展望大浴場がある宿」とか、「露天風呂付客室がある宿」とか「本格的なサウナがある宿」とかです。

料理自慢だったら、「海鮮料理が美味しい宿」とか「無料朝食がついてくる宿」とか「夜食が無料でついてくる宿」とか「バイキングの種類が豊富な宿」とかです。

他にも、「赤ちゃん歓迎の宿」とか「テニスコートのある宿」とかいいですね。

とにかく、ホテルの特徴がいくつか言えることが重要だと思います。

(3)清潔感がない

掃除が行き届いていなくて、部屋に髪の毛が残っていたり、ごみが残っていたりすると、旅行サイトの口コミで悪い点数を付けられる傾向にあります。
神経質なお客さんと、無頓着なお客さんがどちらもいますが、1泊1万円以上の宿に泊まるお客さんについては、特にこの辺りが厳しい傾向にあります。
客室の清掃には特に気を配ることが大切です。

(4)フロントの対応と笑顔がイマイチ

チェックイン、チェックアウトの対応で、だいぶ印象が変わります。
フロントは、ホテル・旅館の顔ですので、常に笑顔を心がける必要がありますが、眉間にシワを寄せて、なんかバタバタしている印象ですと、ゆっくりしにきているお客さんからみたら不快なものです。
チェックインが混みあう時間帯は、フロントの人数を増員してでも、お客様をお待たせしない体制を取りたいものです。

(5)ネットの口コミに鈍感である

近年、ホテルや旅館の予約は、じゃらんや楽天トラベルのネット予約が主流です。
その際、どうしても目に入るのが、口コミの評価です。
だいたい5段階評価で、4以上であれば問題なしで、4未満の場合は、敬遠される傾向にあります。
評価の高い宿の中には、うまくこの口コミを使っているなぁと感心させられる宿があります。
それは、口コミに一つ一つ丁寧に返答しているケースです。
これは、辛口に批判したコメントに対しても同様に丁寧に回答しています。
おそらく、このような宿は、次につなげるために、この辛口コメントから、どう改善していくか検討しているのではないかと想像しています。 それで宿としての弱点をどんどん克服していっているのではないかと思います。もし口コミの点数が悪い宿であれば、一度そのコメントを分析してみれば解決策が見えてくるかもしれません。

ホテル・旅館の人気アップのアイデア

(1)口コミ促進キャンペーンをする

ネットの口コミは、宿泊者全員がするものではありません。
もともとこのような口コミは欠かさず書くという人もいれば、ちょっと嫌なことがあり、批判コメントを書きたいときだけコメントをする人もいます。
また、とても感動して、その感動した内容をみんなに知ってもらいたいと思って口コミを書く人もいるでしょう。
ネットの口コミを書く人はさまざまですが、口コミを書いていない人の多くは宿泊して良かったと思って帰る人がほとんどだと思います。
もし、口コミを書いてくださいとお願いされて、口コミを書くとしたら、高評価の口コミが増えると思います。 
実際、口コミが高評価のネットショップを見てみると、口コミを書いてくれた人に、おまけの品を追加で送付したり、口コミを書いてくれることを約束して値引きするという「口コミキャンペーン」がされていたりするケースをよく見ます。

ですから、たとえば宿泊後 口コミを書いて、口コミを書いた旨をホテルにメール連絡したら、次回使えるサービス券を送ったり、その宿の人気お土産品を宅配で送ったりするのはどうでしょうか。
ややこしければ、口コミを書いてくれることを約束してもらえれば、500円引きして清算するのもアリかもしれません。

(2)赤ちゃん歓迎を強調する

ホテル・旅館宿泊者のファミリー層は、かなり高い確率で子供連れです。
子連れファミリーの多くが気にするのが、子連れで泊ってもだ丈夫なのか? という点です。
静かな宿がコンセプトであれば、子連れで騒がしいのは気を遣います。
そのため、ホテルのホームページの目立つところに、赤ちゃん向けのサービスを記載しておき、赤ちゃん歓迎プランなんかも作っておいた方が良いと思います。
現状の宿のターゲットがはっきりしていない場合に有効です。
逆に、静かなお年寄りをターゲットにした宿であれば、逆効果になることもありますので注意が必要です。

(3)ペット犬を宿泊できる宿に変更する

ペットと一緒に宿泊したい需要は一定数あります。
いざやろうとすると、ペット連れではないお客さんと、いかに接触しないようにするかの工夫が必要です。 中途半端にペット可能としてしまうと、ペット連れではないお客さんに敬遠されてしまう恐れがあるので、注意が必要です。コテージタイプであれば、やりやすいです。
すでに実行されている宿を調べてもらうと良いと思います。

(4)名物料理をつくる

旅行の動機付けとして、カニが食べたいから城崎、香住に行こうとか、ふぐを食べたいから下関に行こうとか、細かいところでいくと、「鯛めん」を食べたいから〇〇ホテルに行こうとか、食べ物目立ての場合も多いです。
SNSやマスコミで取り上げられて、評判となれば、〇〇を食べたいからという理由で、ホテルに人を呼び込めます。 そうなれば、その食事を食べるために、日帰りプランでも人を集めることができます。
その名物料理は、写真映えがして、他のホテルでは食べられない独創的なものが良いです。
ヒットする名物料理によっては、その先 通販で全国展開することも可能です。

(5)ホテル・旅館の館内で子連れが遊べる工夫をする

幼稚園児や小学校低学年ぐらいの子供連れ向けに、ホテル内で遊べる工夫があると、そのホテルに行く動機づけができます。
子どもを持つ親は、どうやって子供に楽しんでもらうか、どういう思い出をつくるかについて貪欲です。
今まで自分が宿泊したホテルの中で、良かったと思うのが、ホテル内のウォークラリーです。
ホテルのいろいろな場所に、問題が書かれた紙を貼っておき、その答えを解答用紙に書いていくと、最終的に、一つの言葉になり、その言葉をフロントに持って行くと、ちょっとしたお菓子等の景品がもらえるという企画です。注意点としては、静かに過ごしたいお客さんへの配慮として、客室付近にはいかないような工夫が必要です。
紙を貼っておかなくても、その場に行けば答えが分かるという問題形式もおすすめです。
これは、屋外でおすすめです。 
例えば、「中庭に建っている銅像の手に持っているのは何か、次のうちから選べ。」みたいなやつです。 このような問題をいくつか作って、全て正解なら景品を渡すというものです。

ホテル内の一角とか、1室をキッズコーナーとして、遊び場とするのもオススメです。
それは室内と室外の両方にあると、さらに良いです。
屋内なら、縁日コーナーとか作ったら面白いですね。スーパーボールすくいとか、射的とかを格安でやってもらうと喜んでもらえそうです。 
ビンゴ大会とかもいいですね。当たったら、ちょっとした景品に加えて、参加賞として、翌朝の朝食に何かおまけをつけたり、貸切風呂無料券とかでもいいかもしれません。
屋外なら、ちょっと大きめなトランポリンなんかも定番ですね。

さらに、これらを、公式ホームページに写真付きで紹介し、子連れ歓迎の宿をアピールしましょう。

(6)イベントを企画する

旅行に行く動機づけとして、「ホタルを見たい」とか、「自然に触れたい」とか田舎特有の雰囲気を味わいたいという需要があります。
実際、私も普段 ホタルを見ることができないので、わざわざ 6月頃になるとホタルを近くで見ることができることをアピールしている宿「ホタル見学ツアープラン」を探して宿泊しています。
近くで見れるだけでなく、良く見えるところに、貸切バスなので連れて行ってくれると分かれば、そこに人が殺到します。少なくとも、その季節は、なかなか予約が取れない宿に変貌します。
他にも、「カブトムシ探しツアー参加プラン」というのを作っておいて、見つからなかった場合でも、一匹は持ち帰ってもらうというものは、わりと定番ですが、小学生が喜びます。
他にも、従業員の特技があればそれを活かして、体験型のイベントもおすすめです。
例えば、「バルーン風船でゾウさんをつくる体験」とか、「木の枝を使って夏休みの自由研究の工作をつくろう」とか、「絵付け体験」とか、「苺大福づくり体験」、「いちご狩り体験」、「野菜収穫体験」とか、「近隣のお散歩ツアー」とか なんでもいいので、お客さんが泊まってみたいという動機づけになるイベントを連発するんです。

もし、自分のところで用意できない場合は、アウトソースを利用すれば大丈夫です。
たとえば、いちご狩りや野菜収穫体験でいうなら、近隣でそれらをやっているところとコラボすればよいのです。

(7)インフルエンサーを無料で招待する

よくあるモニター体験というやつです。
ネット上で影響力がありそうな人を、無料で招待して、その体験をネット上で紹介してもらうということです。
いまや、有名人が着ているというだけで、その服が売切れになったり、その人が美味しいと言って紹介しただけで、品薄になるほどバカ売れしたりする時代です。
さすがに有名人を招待するのは難しいと思うので、まずはある程度フォロワー数の多いインフルエンサーを呼ぶのが良いと思います。
このような活動を定期的にすることにより、ジワリジワリと、効果が出てくると思います。
たとえば、テレビ取材なんかは、ネット上での情報で行き先とか取材先を決めることがあるようです。
というのも、私自身もテレビへの出演依頼を、過去に5回ほど頂いた経験があります。
インフルエンサーに、あなたの宿のことを宣伝してもらえれば、結果的にテレビ取材やテレビで取り上げられる可能性も少し上がると思います。

(8)近隣の温浴施設無料券をプレゼントする

ホテルや旅館に宿泊する際に、重要視されるものの一つが、お風呂です。
大浴場や露天風呂、そして温泉かどうかなどです。
これらがないだけで、候補から外されてしまうことは普通にあります。
もし、宿にこのような温浴施設がない場合、近隣の温浴施設があれば、そこに協力してもらい、宿泊者限定の無料券をつくったらどうでしょうか。 
それを公式ホームページ上でアピールすれば、お風呂重視の人も目に留まります。

(9)素泊まりの連泊プランをつくる

仕事上、1ヶ月とか2ヶ月とか宿泊するところを探しているというケースがあります。
そのような方は、食事付ではなく、素泊まりで安いところを探すケースが多いです。
その地域に需要があるかどうかを調べて、一度「30日連泊素泊まりプラン」とか作ってみてはどうでしょうか。 掃除も基本しないということにすれば、ホテル側も楽です。

(10)テレワークプランをつくる

これは最近増えていますね。
昼間8時間利用で○○円/回とか、1ヶ月契約とか、いろいろな打ち出し方がありますが、テレワークを強制される会社が増えているものの、家には自分の部屋がなく、仕事出来ない事情の人も多く、一定数需要があります。

(11)漫画ルームをつくる

マンガ喫茶というのをご存知でしょうか。
マンガを読むことを目的に一日中滞在する人も多いです。
実は私もその一人ですが、漫画好きの人は、宿に漫画が置いてあることが分かると、テンションが上がります。 漫画を中古で揃えて、漫画を大量に置いて、くつろげる共用場所をつくるのはどうでしょうか。 少なくとも私は行きたくなります。
もちろん、公式ホームページでアピールするのもお忘れなく。
これをさらにインフルエンサーにモニター体験させれば効果も2倍です。

(12)ゲームセンターをつくる

大規模な旅館なんかにはよくあるちょっとしたゲームセンターは、子供が喜びます。
ストリートファイターとか、アルカノイドとかご存知でしょうか。
テレビゲームではなく、ゲームセンターにおいてあるようなアーケードゲーム機やUFOキャッチャーが良いと思います。
これらは、設置すれば口コミで評価が上がりそうな気がします。
新品でなくても、中古で多く出回っているので、初期投資もそれほどかかりません。
アーケードゲーム機については、有料でもいいですが、無料としても良いと思います。

(13)共用ラウンジをつくってみる

ホテルの上層階の人だけが利用できるクラブラウンジをご存知でしょうか。
ちょっとしたおつまみやお酒やソフトドリンクが置いて

あり、くつろげる部屋になっています。
マッサージチェアが置いてあったり、ちょっとした雑誌がおいてあったりします。
これは、ランニングコストや最初の投資を考えると、大変かもしれません。

(14)合宿などの団体を受け入れる

もし、近くに体育館やテニスコートなど、運動施設がある場合、その施設の予約代行も含めて、団体を受け入れるというのも一つの手段としてあります。
また、場所によっては、修学旅行生の団体を歓迎することをアピールしたりもできるでしょう。
他にも、近隣に全国大会で利用されるようなスポーツ施設があれば、その大会前後に団体客が近隣の宿泊施設を探します。 その時に目に留まるようにそのようなプランを作っておくのです。
例えばですが、甲子園球場周辺の団体客向けの宿泊施設は少ないです。
春夏甲子園のときには、全国から団体客が押し寄せてきますが、甲子園球場周辺には、宿泊施設が少ないため、滋賀県とかで宿泊する学校も少なくないです。
ということは、関西で甲子園球場まで1時間以内でいけるようなところは全てチャンスかもしれません。

(15)散歩コースを紹介する

ホテルを拠点として、1時間ぐらいの散歩コースやハイキングコースを地図にまとめて、ホームページで紹介すると、宿泊してみたい動機づけになります。
たとえば、海に近い宿なら、海に行ってきて、途中の美味しいお店によって、いくつかの観光名所にも寄って帰ってくるとか、山に近ければ、山のハイキングコースを地図にまとめて紹介するとかです。
場所によっては、レンタサイクルを用意しておいて、同じようにサイクリングマップを作るのもいいでしょう。

(16)楽天トラベル、じゃらん と契約する

もし、楽天トラベルじゃらんに掲載してもらっていないなら、してもらうべきです。
中間マージンが惜しくて契約していない宿もありますが、それでやっていける宿は、ごくわずかではないでしょうか。 常連客がしっかりついており、リピーターが多くないと難しいと思います。


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