ひらパーにある「あたま系アスレチック ヤッテミ~ナ」をご存じだろうか。
想像力を働かせながらコースを進む、新しいタイプの知育型アスレチックです。
ノーマルコースとチャレンジコースがありますが、自分の足で歩ける歳になれば、それなりに楽しめます。
幼稚園児や小学校低学年ぐらいまでが、一番楽しめる年頃だと思います。
基本情報
料金
料金 | 400円 |
フリーパス | 利用可能 |
2歳から有料です。
利用制限
小学生から1人で利用可能。(小学生は、親の付き添いが不要)
2歳以上小学生未満の場合は、15歳以上の付き添いが必要で、その付添者は1名無料です。
2歳未満(0~1歳)は、15歳以上の付き添いが必要で、その付添者は有料です。
身長制限はなし
雨天は中止
営業時間
公式では、「日没で終了」となっています。
はっきりしませんが、16時以降はやっているかどうか怪しいと思っておいた方がよいでしょう。
アスレチック全遊具紹介
アスレチック「ノーマルコース」
1.アローアゲイン
矢印の迷路を潜り抜けます。
一応 矢印の通りに進むのかなぁと思ったんですが、正直よくわからないアスレチックです。
2.クネリンパ
平均台をちょっと広くしたような狭い道の上に、曲がりくねった棒がニョロニョロ生えてて、それをよけながら進みます。
棒の形をよく見て、どう避けて進むのが良いか考えて進む必要があります。
3.ウォールトール
壁で作られた迷路です。
すき間を見つけてゴールを目指します。
4.バレットダンサー
カラフルで、大きさもバラバラの階段を軽くジャンプしながら歩きます。
小さな子供なら、ちょっとしたジャンプになるかな。
5.ワンパクライマー
見た目はロッククライミングですが、ロッククライミングのように、垂直の壁ではなく、45度ぐらいの壁になっていて、ロッククライミングは上に登っていきますが、このワンパクライマーは、横に移動していきます。
6.クモノスノモク
まるで蜘蛛の巣のようなところを、横に移動していきます。
小学校高学年ぐらいの子は、上まで登って、上の方を横に歩いていきます。
足をどこに置いたらいいのか、みんな迷って、うまく進まない人が多いですね。
これがうまくできるようになったら、まるでスパイダーマンのようになれるかな。
7.トオレインボー
コの字型のパイプが地面に埋まっており、先に進むには、くぐってみたり、パイプの間を抜けてみたり、ちょっとお兄ちゃんになると、上を通ったりして、先に進みます。
パイプの色がカラフルできれいです。
8.ウェーブベーカー
クネクネ曲がった壁に、狭くてちょっと傾斜した歩きにくい道を壁につかまりながら歩きます。
実は、壁の向こうにも道があって、ところどころにある穴から手がでてきたり、顔があって目があったりして驚くことがしばしば。
9.ノルカソルカ
オレンジと黄緑のパイプが2本高いところにあったり、低いところにあったりするので、その2本のパイプを使って、うまく先に進めるかな?
頭を使って、次はどうするべきか考えながら先に進もう。
10.ドコトオール
平均台(道)上が丸みを帯びていて、歩きにくいですが、2本の道を使えば歩きやすい。
でも、道が高くなったり、低くなったり、広くなったり、狭くなったり、先の道を見ながら、どっちに進むべきか、頭で考えて行動することが必要になってきます。
11.ナミナミナミチ
大きな凸凹は、大波、小波をイメージしているようです。
ジャンプして山にしがみついて飛び越えます。
たまにある大きな山にみんな苦戦します。
12.スティックストック
ニョキニョキ生えた棒につかまり、足元の円形の土台を渡り歩きます。
小さい子どもは、歩幅が足りず次の土台に足が届かないので、場所によっては、一旦地面に降りてもいいと思います。
この土台は、まっすぐではなく、微妙に傾けてあり、バランス感覚が養われるアスレチックです。
13.カラマンデ
ネットで出来たトンネルを進みます。
ほとんどが下に降りて行ったり、登ったりするので、うまくネットの網に手足をひっかけて進みます。
14.ブリングロール
凸凹の山を登っていくアスレチックです。
写真の右側は高い山になっていて難易度高め、左側は低い山になっていて難易度低めです。
それに気付けるかどうかで、難易度が変わります。
15.ツツデメイロ
筒で出来た迷路を歩きます。迷路自体はそれほど難しくはありません。
狭いから大人は通るのはしんどいかも。
これを抜けると本当のゴールです。
アスレチック「チャレンジコース」
ノーマルコースだけでは物足らない方のために、ノーマルコースの2つ目の遊具「2.クネリンパ」の後に、チャレンジコースに行く道があります。自信のない方は、そのままノーマルコースに進みます。
チャレンジコースは下記の5つの遊具があり、終わると、ちょうどノーマルコースの「2.クネリンパ」の次の遊具につながるようになっています。
A.グラゴマス
足元の床がぐらぐらです。
鎖で上から吊るされた床は、下にもつながっており、うまくバランスをとって、次の床に飛び乗るのも慎重にしないと落ちちゃいます。 絶妙なバランス感覚が必要です。
B.ワノウエオ
平均台の上に、いろいろな大きさの輪っかが、障害物として、縦横いろいろな向きに並んでおり、輪っかをくぐったり、乗って飛び越えたり、くぐったりして進みます。
どのような手段を使えば、うまく進めるか考えないといけないので、知恵も必要になります。
C.ベルトラップ
張り巡らされたベルトをよけながらゴールを目指します。
まるでルパン三世が宝を盗むときに、見えないレーザーセンサーをよけながら進むかのようなシチュエーションです。
子供たちは、ベルトに当たりまくってますけどね。
D.バランスネイク
狭い道が坂道になっていたり、曲がっていたりしてバランス感覚が養われます。
遠くからみたら、道がクネクネしているので、まるでヘビがいるかのようなさまです。
坂道の途中にあるすべり止めをうまく使って、突破しよう。
E. ターバンクリフ
クリフ(cliff)は、英語で「垂直に近い崖」のことです。
ターバン(Turban)は、インドなどで頭に巻く布のことです。
つまり、ターバンクリフとは、「急斜面にある頭に巻く布」ということでしょうか。
円錐型のジャングルジムのような遊具で、上に登りながら、横に移動していく感じです。
急斜面になっているところに設置されているので、高所恐怖症なら、ちょっと怖いかもしれません。
日本で他のヤッテミーナを探す
ヤッテミーナは、日本でひらかたパーク以外にはありません。
しかし、似た施設はあります。
ヤッテミーナを設計したのは、(株)藤井設計室という会社です。
この会社が作った 同じようなコンセプトのアスレチックを紹介します。
阿蘇ファームランド 元気の森(熊本県)
「元気の森」の健康体感装置は、運動が苦手な方でも、楽しみながら体を動かせます。
身体と頭脳を刺激する運動装置で楽しく健康づくりができます。
自然の森や谷を活かしてつくられた、大自然の中の健康レジャー施設です。
急な勾配や木々に囲まれた施設内は、自然の山々を疑似的に体感できます。
きれいな空気を胸いっぱいに吸い込んで、思いっきり体を動かすことができます。
元気の森にある「パイプライン」や「よどみの壁」は、ヤッテミーナとほぼ同じアスレチックです。
同じ敷地内には、動物園や、釣り施設や宿泊施設もあるので、宿泊してゆっくり遊びたいですね。
公式サイト https://asofarmland.co.jp/sports/genki
さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト ピカソのタマゴ(神奈川県)
「自分で考えて進むこと」をコンセプトにしており、子どもたちは初めて目にした造形物を前に想像力を使い、アスレチックの規則性や遊び方を見つけながらコースを進んでいきます。
知恵を使ったアスレチックという点で、ヤッテミーナと同じコンセプトですね。
アスレチックは27種類と多いですね。
ウォーピングウォール、ワインディングルール、クリングロッドなど、ほぼヤッテミーナと同じアスレチックが存在してます。
公式サイト http://www.sagamiko-resort.jp/picasso/
ぐりんぱ-Grinpa- ピカソのタマゴ(静岡県)
さがみ湖リゾートプレジャーフォレストで人気の遊具8種類と、ぐりんぱオリジナル8種類など、計21種類のアスレチックが楽しめます。
ヤッテミーナでおなじみの遊具がちらほら見られます。
クライムーブ、ワインディングルール、ウェーブライダー、スパイダークライムなど、ほぼ同じ遊具です。
「ぐりんぱ」という遊園地が、ひらパーと同様、小さい子どもが楽しめるアトラクションが揃っております。
また、女の子であれば、シルバニアビレッジも楽しめそうです。
ウルトラマンパークは、懐かしくてお父さんも興奮しそうです。
公式サイト http://www.grinpa.com/attraction/picaso/
日本モンキーパーク ダビンチピンチ(愛知県)
日本モンキーパークという遊園地にあるアスレチックです。
遊園地は、ひらパー同様、幼児の子連れをターゲットにしたところですし、関西からなら1泊2日の旅行で行けそうです。
各アスレチックに決まった遊び方はなく、子どもたち一人ひとりが「想像力」「判断力」「集中力」「バランス」「体力」を駆使し、頭と体を使って遊ぶ知育型アスレチックです。
まさにヤッテミーナと同じですね。
公式サイト https://www.japan-monkeypark.jp/davinci/
かしいかえん コロンブース道場(福岡県)
かしいかえんは、幼児向けの遊園地、シルバニアガーデン、フラワーガーデン、パークゴルフ等が集まった複合レジャー施設です。
そんな中、ヤッテミーナとほぼ同じようなアスレチック「コロン☆ブース道場」があります。
公式サイト https://www.kashiikaen.com/facility/dojyo